シニア×エンタメ専門組織「シニアエンタ★ラボ」発足

少年漫画、TVアニメ、80年代サブカル、新人類、バブルを経験した新シニア像「サブカルおじさん」とは?

サブカルおじさん!という響きに妙に納得してしまいました!

調査結果からマーケットとして確実に存在していて、魅力的なユーザーさま達であることが見受けられましたので、今後も要注目のキーワードですね! (na!nantoスタッフ)

情報元:PR TIMES

シニアマーケティングの牽引役に!

少年漫画、TVアニメ、80年代サブカル、新人類、バブルを経験した新シニア像「サブカルおじさん」とは?

「キャラクター・データバンク」(本社:東京都港区/代表取締役社長:陸川 和男)さまは、この度、日本初となるシニア層に向けたエンタテインメント領域をマーケティングする組織「シニアエンタ★ラボ」を発足されました。これまで同社が培ってきたキャラクター、マンガ、アニメに関するマーケティングの知見やネットワークをシニアビジネス領域に活かしていかれています。

2021年3月に50-70代男性を対象に定量調査を実施されたようで、その結果から、エンタテインメントやサブカルチャーに強い関心を持ち、今までのシニア像の常識を覆す層の存在が明らかになりました。サブカルに対する消費意識が高く、実態も伴うシニア層を「サブカルおじさん」と名付け、今後のシニアマーケティングの牽引役や糸口になると着目しています。

これまで、「焼け跡世代」「団塊世代」といった形で大きくセグメント化されていたシニア市場ですが、人口の半数が50代以上を迎える高齢化社会となり、シニア関連ビジネスはもちろん、シニアとかかわりの少なかった業態やビジネスモデルも大きく変化することが予測されます。

今回実施した調査を通じ、「サブカルおじさん」は生活行 動・購買行動を引っ張るインフルエンサーであり、新しい物事に柔軟という特徴を持ちあわせていることが見えてきました。

われわれは、今後のシニアの購買行動や生活行動を変える可能性を秘めた彼らに着目し、シニアビジネスや広告・マーケティングの専門家・企業とも協業しながら、新たなビジネス市場を生み出すことにチャレンジしていきたいと考え、「シニアエンタ★ラボ」を発足することとしました。

■「シニアエンタ★ラボ」について
シニア世代におけるエンタテインメント領域を専門としたビジネス組織です。各種調査やマーケティング、ビジネスコンサルティング、事業創造、商品・サービス開発を行います。キャラクターやエンタテインメント企業のほか、新しくシニアビジネスにチャレンジする事業者様のお手伝いをいたします。
また、シニアやエンタテインメント領域の知見やマーケティング活動に長けた外部有識者をフォーラムメンバーに迎え、業界内外の知見や、ノウハウの共有や啓蒙、人材交流、ビジネスセミナーの開催などを行ってまいります。

<資料① 新シニア世代における各種調査データ・インサイト>

調査概要
・実査時期:2021年3月5日(金)~3月15日(月)
・手法:インターネット調査
・地区:東京都/大阪府/愛知県の3都府県
・対象者:50~70代男性 + サブカル50代男性
・サンプル数:計700サンプル
・内訳:5歳刻みで各100サンプル サブカル50代男性100サンプル
※漫画、アニメ、特撮、TVゲーム、アイドルのイベント・グッズにお金をかけてもよいと回答した人をサブカル層として区分。

調査から見えてきた「サブカルおじさん」の4つの特徴とは?

同組織での調査データをもとに、「サブカルおじさん」の特徴的なポイントを解説いたします。

サブカルおじさんの推計人口は約77万人。予備軍まで含めると、約363万人も存在しています。サブカルおじさんの趣味などに使用する1ヶ月あたりの推計消費金額は20,604円になります。推計年間市場規模を算出すると、約1,902億円という巨大市場になることが判明しました。現状の市場規模であり、彼らの趣味嗜好にあわせた商品・サービスを投入することで、市場規模をより拡げる可能性も秘めています。

※サブカルおじさん/予備軍人口は、50代男性人口8,064千人に基づき推計
※予備軍:サブカル関連グッズ・イベントに関し、価値を感じれば購買する層

特徴① 「シニア世代のインフルエンサー&アーリーアダプター」

1960年代生まれが中心であり、新しいことに対する受容が高く、新しいモノ・コトに真っ先に動く層。周囲に情報発信をする同世代のオピニオンリーダーと言えます。

※データスコア:5段階評価のTOP2BOX計

特徴② 「旺盛な消費欲求」

節約志向に向かうシニアが多い中で、同世代のなかでも物欲が旺盛。趣味・娯楽にお金をかけたい気持ちが強かったり、新しもの好きな人が多いのが特徴です。

※データスコア:5段階評価のTOP2BOX計

特徴③ 「いまでも新人類」

かつて新社会人時代に「新人類」と呼ばれた世代。青年時代に持っていた価値観を持ち続け、「人とは違う個性的な生活を送りたい」「人と違う物を持ってみたい」「趣味や娯楽には懐具合関係なくお金を使いたい」などの意識が高めです。他のシニア層と比べ、趣味嗜好にあわせた買い物や生活行動を大事にしたり、周囲との関係だけに固執せず、個人としての価値観をより大事にしている様子がうかがえます。新人類ならぬ、「新爺類」なのかもしれません。

※データスコア:5段階評価のTOP2BOX計

特徴④ 「気持ちはヤング」

気持ちが若く、自分をシニアと思っていない。漫画、アニメ、ゲームに対しての興味関心が未だに高く、若年層のサブカルチャーに対する理解が高い。「歳をとったから卒業」ではなく、これからも日常的にサブカルに触れ続けたいと考えている。スマホやタブレットのアプリ使用率を見ても、多くの若者が使っているインスタやTwitterなども積極的に使っており、サブカルおじさんの気持ちの若々しさ、新しいものに取り組むことに躊躇せず楽しもうといったマインドがうかがえます。

※左部データスコア:5段階評価のTOP2BOX計 ※右部データスコア:お金をかけてもよい+お金に余裕があればかけてもよい計

アプリ使用率 ※データスコア:5段階評価のTOP2BOX計

                    

新シニア像「サブカルおじさん」 を切り口したビジネスヒント

今回の調査で見えてきた「サブカルおじさん」を切り口にした、プロモーションやマーケティングについいて解説いたします。ぜひ皆様のシニア関連ビジネスにお役立てください。

その1.「懐かしブランドの大人化・リバイバル商品」
その2.「シニア・コミュニケーションでのサブカルコンテンツ起用」
その3.「シニアマーケットのサブカルコラボ」
その4. 「ソロサブカル男性狙い」

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