【生産者の顔が見える紙】“バナナペーパー・ハンドブック”

8月7日はバナナの日。そんなバナナを使った製品をご紹介します。
株式会社高速オフセットがバナナの茎繊維に古紙やFSC®認証パルプを加えて作られた用紙・バナナペーパーを使用し、印刷見本として使える「バナナペーパー・ハンドブック」を制作しました。
バナナペーパーの元となる茎繊維はアフリカ・ザンビアのエンフエ村にあるバナナペーパー工場で作られており、高品質な印刷用紙にするために最後は日本に運ばれ紙へと加工されます。それだけではなくバナナの茎はフェアトレードで取引できるのでザンビアの人たちの生活資金や教育費に繋がっていくそうです。
SDGs17項目すべての目標に貢献できる「バナナペーパー」。
バナナペーパーを使ってみたい方は8月7日より順次無償提供も実施されるそうなのでぜひチェックしてみてください。
(na!nantoスタッフ)
記事:PR TIMES

作る人も、使う人も納得のいく紙製品を。透明性のある紙の普及を目指して

取り扱っている用紙の1つ・バナナペーパーは、ワンプラネット・ペーパー®協議会が普及を推進する用紙。「世界の森林や野生動物の減少などの環境問題と、途上国の貧困問題や女性の自立支援といった社会課題の両面を解決したい(※)」という想いから2011年に事業がはじまりました。
※引用:バナナペーパーとは – One Planet Paper® (2024年7月29日閲覧)

▲日本に輸入される茎繊維。ザンビア・エンフエ村のバナナペーパー工場で生産。

▲紙となったバナナペーパー。ところどころにバナナの茎繊維が見える。

バナナペーパー・ハンドブック 3つの特徴

  1. 100g/㎡, 180g/㎡の用紙を同封し、350 g/㎡の厚紙でパッケージ風に仕立てています。カラーチャートがついているので、色見本としてもお使いいただけます。
  2.  ザンビア・エンフエ村にあるバナナペーパー工場で働くチーム写真を同封。元となる茎繊維を作っている工場の様子や、生産者の顔をご覧いただけます。
  3.  バナナペーパーが製品となるまでの工程を図でまとめています。*バナナペーパーを使って印刷物が作りたいデザイン会社・広告代理店様向けに、「バナナペーパー・ハンドブック」の無償提供を実施。申し込み先URL 8月7日の「バナナの日」より、順次郵送いたします。

▲工場視察ではザンビア現地のバナナペーパープロジェクト・チームメンバーと意見交換。

▲バナナ茎の収穫。

▲茎を繊維状にする工程。バナナペーパー工場ができる以前は、バナナの茎はゴミとして捨てられていました。

バナナペーパーを使うことで、ザンビアの方の126日間の給料貢献を達成

▲バナナペーパー工場で働くことが「誇り」だと表現するチームメンバーも。

▲フェアトレードの観点から、工場では労働時間をオーバーしないようにと時計が取り付けられ、管理されています。

会社概要

株式会社高速オフセットH P
高速オフセットでは、サステナブル紙の商品・サービスを通じて「SDGs17番:パートナーシップで目標を達成しよう」の達成を実現したいと思っております。